歯周病は歯を失ってしまう2大疾患の一つです。自覚症状なく進行する病気のため定期的なケア、治療が必要な場合は、自覚症状が出る前の早めの治療が大切です。

あなたは歯周病?

あなたは以下の項目にいくつあてはまりますか。

perio-01□歯磨きをすると歯肉から血が出る
□食べ物がつまりやすい
□歯が浮いた感じがする
□歯がぐらぐらする
□前歯がすいてきた
□周囲の人から口臭を指摘される
□咬んだときに痛みが出る
□歯の根元がしみる

3つ以上の項目に当てはまる方は歯周病の疑いがあります。
また、これらの自覚症状が出始めているということは、ある程度進行した歯周病の可能性が大きいと思われます。
歯周病になると、どのようなもので、どのような処置が必要になるのでしょうか。

歯周病とは

歯周病は、歯を支えている歯ぐきや骨の病気です。
主な症状として、歯茎が腫れる、痛む、歯がぐらつく、歯が動いて歯と歯の間に隙間ができる、食べ物がつまりやすい、歯肉から出血や膿が出るなどです。
また、自覚症状が出ているときには、歯周病が重度に進行している場合が多くなります。

 

歯周病の原因

perio-0主に歯周病菌による感染から起こる病気です。歯周病菌は磨き残しを原因とするプラーク(歯垢)に潜んでいます。

歯石を歯ブラシで除去することはできませんが、プラーク(歯垢)は歯ブラシで除去することが出来ます。
そのため、正しい歯ブラシの使い方の習得や取りきれない歯垢や歯石を取り除くために、歯科医院で行うクリーニングが重要になります。

< p>また、咬み合わせなどにより、歯周病を進行させる場合もあるため、かみ合わせの調整などを行う場合もあります。

 

歯周病治療の流れ

西船橋駅前歯科では歯周病治療について、
患者様と歯科医院が共に歯周病を治す治療プログラムを提案しています。

1.歯周病の検査

診査診断 歯周ポケット検査
かみ合わせ検査
レントゲン検査など
 

 

2.初期治療

cleaning-02正しい歯ブラシの使い方の習得
浅い歯石除去
かみ合わせの調整 

 

3.再評価

1701perio01初期治療後の検査
初期治療による改善状況を診断して必要に応じて次のステップへ

 

4.SRP

cleaning-04深い歯石除去 2~6回 

 

5.再評価

再評価 (必要に応じて段階ごとに)

 

6.外科治療(必要に応じて)

SRPでは取り切れない歯石の除去、再生治療などを行います。

 

メンテナンス

1~6ヶ月ごとの定期健診・メンテナンス
クリーニング

 

できるだけ歯を抜かない

perio-05明らかにぐらぐらな歯であったり、痛みが強い場合を除き、基本的には抜歯をしないように治療方法を立案していきます。

ただし、重度の歯周病の場合、周囲の歯の影響などを考えた場合、歯を抜かないことのデメリットもあります。
歯を抜かないことと「放置」することは別です。

抜歯適応でも、抜歯をしないことをご希望される場合、患者様にとっても日常のお手入れやメンテナンスのご来院など、一定の注意や努力も必要になります。頑張ってください。

 

当院では、歯周病、予防歯科に力を入れています。

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