千葉県外の人にも、「船橋在住です。」と言えば、
池袋のように百貨店の西武と東武があるのが自慢の街でしたが、
その片翼の西武百貨店が昨日2月28日、ついに50年の歴史に幕を閉じてしまいました。

子どもの頃から、身近に接していた西武百貨店が閉店してしまうのはとても寂しいという思いと、
私自身も買い物でのネット利用が多くなったりしていて、
これも時代の流れでしょうがないのかなと思うところもあります。

私はどちらかと言えば、東武よりも西武派で、
個人的な買い物や、 仕事で言えば、お中元やお歳暮なども西武でお願いしていました。

すいてたから… というのも理由ですが、
だから閉店してしまったのでしょうし、複雑な気持ちです。

10年、20年という単位で世の中を見ると、
努力をしても、時代の流れにあらがえないことがあるのかと思います。

歯科の世界も、私が歯科医師になった20数年前と現在で、大きく変わってることがあります。

世の中の流れについていけない(そもそも長期的な視点で、開業に向いていない歯科医師もいるのですが、)
歯科医院の閉院も最近は多く聞かれます。

一方で医療の本質として20年たっても変わらないことがあり、
おそらく20年後も変わらないことがあると感じています。

軸がぶれなければ、治療手段としての器具や方法論が変わったとしても、
歯科医師として目指す目的やゴールは変わらないと考えています。

 

西武船橋店が閉店したこと自体は残念ですが、
そこにはまた何か新しいお店?施設?ができるようです。

時代の流れを感じ取る何かができるのでしょう。

一市民としては、その新しい何かに期待しています。